私たちは、学生や教育者のための最高のPDFツールを作ることに全力で取り組んでいます。その実現のために、優れたUIを提供し、お客様の声に積極的に耳を傾け、お客様の要望やニーズを実現することに努めています。 最新のテクノロジーを駆使して、PDF Expertは使いやすさだけではなく、地下鉄で講義ノートを閲覧しているときでも、1000ページの研究論文を仕上げるときでも、魅力的な学習・教育体験を提供することを可能にしています。
今回、学生や教育関係者から最も要望の多かった「ロジカルページ番号」、「詳細検索」、「ホットキーによる色の変更」、「新しいプレゼンテーション体験」の4つの新機能を搭載しました。 詳細検索とロジカルページ番号は、あらゆる規模のPDFをナビゲートし、思い通りにページ番号を編集することを可能にします。 ホットキーによる色の変更は、学生にとって画期的なもので、より快適な注釈付けのために独自の色分けシステムを開発しました。 また、iPhoneやiPadで魅力的なプレゼンテーションを行えるよう、外部スクリーンを操作するための新しい機能を追加しました。
しかし、これらの機能は特定のプラットフォームでのみ動作することに注意してください。 Macでは、「ロジカルページ番号」、「詳細検索」、「ホットキーによる色の変更」、そして、iOSデバイスで「新しいプレゼンテーション体験」の新機能をお使いいただけます。
ここでは、それぞれの機能について詳しく説明し、学習や教育体験にどのようなメリットがあるのか見ていきたいと思います。
Macユーザー向けのアップデート
詳細検索とロジカルページ番号は、あらゆる規模のPDFをナビゲートし、思い通りにページ番号を編集することを可能にします。 ホットキーによる色の変更は、学生にとって画期的なもので、より快適な注釈付けのために独自の色分けシステムを開発しました。
ロジカルページ番号の機能は、弊社WebサイトからダウンロードできるMac版でのみご利用いただけます。
大文字と小文字を区別できる「単語」検索で 圧倒的な検索精度を実現
特定の情報を求めて何十ページも見ているうちに、よく似た単語に出くわすことほど、迷惑なことはありません。 以前は、検索条件に一致するすべてのケースを検出するための検索機能を用意していましたが、単語全体と単語の一部を区別することができなかったため、ユーザーはより高度な検索オプションの必要性を感じていました。 単語の完全一致検索は、大文字と小文字を区別し、「単語」を検索することができるため、無関係な検索結果を減らし、探している単語を正確に見つけることができます。
大文字と小文字を区別する検索は、「EU」のような略語の検索に役立ちます。 以前は、「Europe」、「euro」などの多数の関連性のない結果をスクロールする必要がありました。 単語の完全一致検索は、無関係な検索結果を減らし、探している単語を正しく見つけることができます。 例えば、「リング」と検索すると、PDF Expertは、「エンジニアリング」のような無関係な結果を除外します。 長い文書や「の」のような短い単語の場合、このオプションは検索時間を大幅に節約してくれます。
新しい検索機能の使い方
- PDFファイルを開きます。
- 検索アイコンをクリックします。
- 検索ワードを入力します。
- 検索アイコンの近くにある矢印をタップし、「完全一致」または「単語」を選択します。
これにより、PDFをスムーズに検索し、正確な情報をより早く見つけ、研究や課題に取り組むことができるようになります!
ロジカルページ番号:必要なページに必要なラベルを
教師や学生は、さまざまな授業やプロジェクトで、学習教材をラベリングしています。 ページに「1」という数字が記載されているのに、PDF文書の実際のページ番号と一致しない、というフィードバックを沢山いただきました。 この問題は、特にスキャンした文書でよく起こっていました。
ロジカルページ番号機能では、最初のページを手動で選択し、必要に応じてページ番号を追加できます。 新しいバージョンでは、ページ番号の設定に以下のオプションが用意されています。
- "現在のページから以降のページに1,2,3,4,…の番号を追加..." - - 現在選択されているページからドキュメントの最後までアラビア数字で番号を付け、選択したページを第1ページとします。
- "現在のページから以降のページにi, ii, iii, iv,…の番号を追加..." - - 現在選択されているページからドキュメントの最後までローマ数字で番号を付け、選択したページを「i」ページとします。
- "現在のページを表紙としてラベル付け"のオプションは、選択したページに「表紙」というラベルを付けます。
注意:コンテキストメニューは、選択された1つのページでのみ利用できます。 複数のページが選択されている場合、これらのメニューを有効にすることはできません。
PDF Expertでページ番号を追加する方法:
- PDFファイルを開きます。
- 画面左上の「ページサムネイル」アイコンをクリックするか、ショートカット「CMD+4」を使用します。
- 「ページサムネイル」で、任意のページ番号をクリックすると、コンテキストメニューに3つのオプションが表示されます。
- "現在のページから以降のページに1,2,3,4,…の番号を追加..."、"現在のページから以降のページにi, ii, iii, iv,…の番号を追加..."、"現在のページを表紙としてラベル付け"、のいずれかを選択します。
ページ番号を変更する方法(その2):
- PDFファイルを開き、上部メニューから「編集」を選択し、「ページのラベル」を選択します。
- PDFファイルを開き、ページ内の任意の場所で右クリックし、「ページのラベル」を選択します。
ページ番号の操作は、いつでも元に戻したり、やり直したりできます。
ホットキーによる色の変更
学生や研究者のユーザーの多くは、PDFに注釈を付けるために自分だけの色分けシステムを使っています。 通常、ユーザーはメニューから色の切り替えを行っていますが、時間を節約するためにも、これを最小限のクリック数で済ませるための方法が求められています。
そのため、色を素早く変更するためのホットキーを追加しました。 これにより、ユーザーはPDFの注釈付けを行う際に簡単に色を切り替えられるようになり、作業により集中できるようになりました。 色の変更ホットキーは、ペンやシェイプを含む、カラーパレットを有するすべての注釈付けツールで使用できます。
ホットキーで色を変更する方法:
- メインメニューの「注釈付け」セクションを開きます。
- サブメニューで、使用したい色を選択します。
- 選択したPDFのセクションにカラーピッカーがある場合は、サブメニューを開き、オプションから色を選択します。
また、「⌥⇧⌘1」のようなホットキーで色を変えこともできます。
ヒント:注釈ツールが選択されていなくても、ドキュメント内のテキストを選択し、同じホットキーを使用して、そのテキストを強調表示することができます。
Pdf Expertのユーザー、カナダで生物医学の博士号を取得した @thoughtsofaphd が、 色分けとスタンプを使って膨大な量の書籍や論文を注釈付けしている方法をご紹介します。
iOSユーザー向けのアップデート
iPhoneやiPadで魅力的なプレゼンテーションを行えるよう、外部スクリーンを操作するための新しい機能を追加しました。
新しいプレゼンテーションモードとポインターツールで魅力的なプレゼンテーションを
プレゼンを行う際に、視聴者の注目を引くために注釈ツールやレーザーポインターを使いたいという要望がありました。 そのため、PDF Expertでより良いプレゼンテーション体験を実現するの新しい機能を開発しました。
プレゼンテーションモードは、教育関係者にとって最も人気のある重要な機能の一つであるため、できるだけ効率的かつ直感的に操作できるようにすることが極めて重要です。 新しいプレゼンテーションモードでは、画面ミラーリング、集中ツール、新しいポインター機能が追加され、より魅力的なプレゼンテーションができるようになりました。
新しいプレゼンテーションモードの機能:
- 外部スクリーンを接続した場合、ステージマネージャーまたはスクリーンミラーリングのいずれかが有効になります。
- スクリーンキャプチャモードで外部モニターやiPadのスクリーンを接続した場合、メインツールバーにプレゼンテーションを「開始」するためのボタンが表示されます。 プレゼンテーションモードがアクティブになると、ボタンは「停止」に変わります。
- 物理的な外部モニターに接続した場合、ドキュメントモードが表示され、iPadの画面上でプレゼンテーションツールバーが有効になります。 ツールバーは、以下のツールで構成されています: ポインター、フォーカス(選択した領域以外を淡く表示)、フリーズ(スクリーンショットを撮影)。
- ポインターとフォーカスのツールは、お気に入りメニューに追加することで、素早くアクセスすることができます。
- また、ドキュメントモードにはズーム機能が追加されています。
プレゼンテーションモードの詳細については、 ヘルプセンターの記事をご覧ください。
コラボレーションとアクティブな学習を実現するツール
PDF Expertは、学生や教育関係者の方々にとって最良の選択肢であり、私たちは、皆様からのフィードバックを積極的に反映させ、最高のユーザー体験を提供することに尽力しています。 このような背景から、今回の機能は、学生や教育関係者にとっても有益であると期待しています。
Macでは、「ロジカルページ番号」、「詳細検索」、「ホットキーによる色の変更」、そして、iOSデバイスで「新しいプレゼンテーション体験」の新機能をお使いいただけます。 PDF Expertは、お使いのプラットフォームに関係なく、お客様の生産性と学習体験を向上させるために価値あるものを提供できると考えています。
学習資料のデジタルライブラリーの作成から、課題に対する即時フィードバックのための音声コメントの録音まで、PDF Expertがオンライン教育や学習においてどのように役立つのか、詳しくはこちらをご覧ください。
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