フォーム W-4は、"Employee's Withholding Certificate"とも呼ばれ、雇用主が給与からどれだけの税金を源泉徴収すればよいかを示すものです。 他のIRSフォームと同様、正しく記入するためには、ある程度の知識と気配りが必要です。 ここでは、フォーム W4のダウンロード先、記入方法、よくある間違いについてご紹介します。
IRS フォーム W-4が必要な時
毎月の給料から天引きされる控除額を変更する必要があるとき、フォーム W-4を提出します。 記入した情報が、雇用者側であなたの給与から差し引く連邦税の金額を正確に計算する判断材料になります。 例えば、就職・転職した際や、家族構成に変化があった場合、あるいは利息が税金控除の対象となるローンを組んだ際などに、税金の計算が変わるためです。 この書類に記入した情報に基づいて、雇用者側で給料の手取り額を計算することになります。
転職時や源泉徴収額の調整をする際など、フォーム W-4の記入は何度も必要となることが予想されます。 基本的な情報を入力するのは一度だけにして、後で入力済みのものを使い回すと時間を節約できます。 仕事効率化ツールでもあるPDF Expertを使うと、iPhone、iPad、Macどのデバイスでも税務書類の記入・修正が可能です。
フォーム W-4をダウンロードする方法
顧客や取引先からフォーム W-4の提出を要求されたときは、先方に用紙を用意してもらえることが多いと思います。 そうでない場合は、IRSのWebサイトでフォームをダウンロードできます。 PDF形式のフォームを公開しているウェブサイトはいくつかありますが、最新の書式を確実に入手するためにIRS公式Webサイトから直接ダウンロードすることをおすすめします。
Macでフォーム W-4を記入する方法
フォーム W-4 (2023)は、 次の6ステップで簡単に記入できます。
- PDF Expertを無料でダウンロードし、インストールします。
- フォーム W-4 (2023)をダウンロードし、PDF Expertで開きます。
- Step1の説明を参考にしながら、あなたの氏名や住所などの個人情報を入力します。
- 複数の仕事をしている場合や配偶者が働いている場合、扶養家族がいる場合、その他調整事項がある場合などは、Step 2~4を記入します。 もし、あなたの納税状況がシンプルであれば、Step 1とStep 5のサインのみで十分です。
- 記入した内容をすべてしっかり確認し、フォームを保存します。
- フォームにサインを記入して、雇用者に送付します。
IRS フォーム W-4 (2023) の2ページ以降には、フォームへの記入方法や各フィールドの説明などが記載されています。 フォーム W-4 (2023) を提出する際には、これらのページを含める必要はありません。